手を差し伸べる人になろう

あなたがまだ知らない介護の仕事のこと

介護の仕事は幅広い

介護職というと、高齢者の食事やトイレ介助をしているというイメージがありますが、実際には他にも多くの種類の仕事があるのです。例えば、障害を持った子供や大人の人に対しての支援もあれば、虐待や育児放棄によって両親から離れて暮らさざるを得なくなった子供たちと一緒に生活することも介護職の仕事なのです。

障害を持った子供であれば、療育といわれる分野での仕事となり、放課後等デイサービスといった事業所で働くことになります。未就学児であれば日中ともに過ごしながら、集団活動や個別支援を通してできることを増やしながら、集団活動や社会的スキルを身に付けるように手伝います。学校に通っている子供には放課後学校にお迎えに行って、事業所内で過ごしながら苦手なことを克服出来るように行います。

障害者に対しては、日中活動の場を提供しており事業所によって過ごし方は様々です。楽しく過ごすことを大切にしている事業所もあれば、パン作りや下請けの仕事を提供しながら働く場を提供している事業所もあります。将来就職するために、ビジネスマナーの勉強を専門に提供する事業所もあるのです。

養護施設では、両親から離れて暮らす子供のために生活の場を提供しながら子供たちと一緒に過ごします。ときには喧嘩の仲裁をしたり、子供と一緒に遊んだり、勉強を教えたりします。

現場によって介護職に求められている仕事は異なり、一口に介護といっても仕事の種類は様々なのです。食事やトイレ介助が必要な職場もあれば、パンやお菓子を作るスキルが求められることだってあるのです。